Cluelyとは?「カンペAI」の元祖を徹底解説 — 料金・日本語対応・商談での使い方

「cheat on everything」のコンセプトで世界的に話題になったCluelyとは何か、主な機能・3段階の料金プラン・日本語対応の実態・商談で使う際の注意点を公開情報ベースで整理。営業特化のカンペAIとの違いも解説します。

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Cluely (クルーリー) は、2025 年に「cheat on everything (あらゆる場面でカンニングできる)」という挑発的なコンセプトで世界的に話題になった米国発の AI ツールです。日本語での詳しい解説はまだ少ないため、本記事では公開情報 (公式サイト・料金ページ) をもとに、Cluely の機能・料金・日本語対応の実態と、商談で使う場合の注意点を整理します。

本記事の情報は 2026 年 7 月時点の Cluely 公式サイト・料金ページに基づきます。料金・機能は変更される可能性があるため、最新情報は Cluely 公式サイト でご確認ください。

Cluely とは

Cluely は、会議・面接・商談などあらゆる会話の最中に、AI がリアルタイムで会話を解析し、回答候補やメモを本人にだけ見える形で表示するツールです。いわゆる「カンペ AI」と呼ばれるジャンルの代表格で、a16z (Andreessen Horowitz) などから資金調達したことでも知られます。

主な機能は次の 3 つです。

  • リアルタイム文字起こし: 12 言語以上に対応し、公式サイトによれば応答速度 300ms・精度 95% を謳っています
  • AI アシスタント: ショートカット (Cmd/Ctrl + Enter) で、会話内容に応じた回答をその場で表示
  • 会議メモの自動生成: ミーティングの要点を自動でノート化

対応会議ツールは Zoom・Slack・Webex・Microsoft Teams・Google Meet と幅広く、iOS アプリとデスクトップアプリ (Mac) の両方が提供されています。

料金プラン: 「バレない」機能は最上位プランのみ

Cluely の料金は 3 段階です (2026 年 7 月時点)。

プラン月額AI 応答Undetectability (画面共有に非表示)
Starter無料1 日の上限あり非対応
Pro$19.99無制限非対応
Pro + Undetectability$149.99無制限対応 (画面共有・録画に映らない)

ここが商談での利用を検討する際の最重要ポイントです。Cluely を「画面共有・録画に映らない状態」で使うには、最上位の Pro + Undetectability プラン ($149.99/月) が必須です。無料プランや Pro プラン ($19.99/月) では、画面共有時に Cluely のウィンドウが相手に見えてしまう可能性があります。商談での利用を前提に導入する場合、料金比較は無料〜Pro の価格だけで判断しないよう注意してください。

日本語対応の実態

公式サイトには「12 言語以上に対応 (英語・中国語・スペイン語を含む)」と記載されていますが、日本語が対応言語に含まれるかは公式ページ上で明記されていません (2026 年 7 月時点)。商談での実利用を検討する場合は、日本語の音声認識精度・AI 応答の自然さを事前に確認することをおすすめします。

商談で使う場合の注意点

Cluely は面接・試験・営業・日常会議まで「あらゆる場面」を想定した汎用ツールです。営業商談での利用を考えると、次の点は事前に把握しておく必要があります。

  1. 自社の商材知識に基づく提案はできない: Cluely は画面上の情報や事前入力したメモから回答を生成する汎用アシスタントで、自社の商材資料・ヒアリング項目・過去の商談履歴を学習させて使う設計にはなっていません
  2. SFA/CRM への自動転記機能がない: 商談後の記録は自分で SFA へ転記する必要があります
  3. ヒアリング項目の進捗管理機能がない: 「聞くべきことを聞けたか」をチェックする機能は用意されていません
  4. 日本語商談での精度は未確認: 前述のとおり、日本語対応の公式な明記がありません

これらは Cluely が悪いわけではなく、「あらゆる場面」を想定した汎用設計ゆえの特性です。面接・プレゼン・雑多な会議など幅広い用途で使うなら強力な選択肢ですが、営業組織で継続的に使うツールとしては、営業特化型のカンペ AI との比較が必要になります。

営業特化のカンペAIとの違い

営業商談での使用を前提にするなら、Cluely のような汎用型に加えて、Stand のような営業特化型のカンペ AI も比較検討先になります。

Cluely (汎用型)Stand (営業特化型)
想定シーン面接・試験・商談など全般営業商談専用
自社ナレッジ連携画面情報・事前メモ商材資料・ヒアリング項目を事前登録
ヒアリング項目の進捗管理なしあり (商談中にリアルタイム表示)
SFA/CRM 自動転記なしあり (Salesforce / HubSpot)
画面共有・録画に非表示最上位プラン ($149.99/月) のみ標準搭載
対応会議ツールZoom / Slack / Webex / Teams / MeetZoom / Teams / Google Meet / Webex
日本語未確認標準対応

Cluely・KanpeAI・Kanpe (株式会社Lis)・Stand を含めた 4 ツールの詳細な比較表は「カンペAI比較【2026】」、AI が商談中に答えを教える仕組み自体の解説は「商談カンニングとは」で扱っています。

まとめ

Cluely は「あらゆる場面でカンニングできる」汎用 AI ツールとして世界的に注目を集めていますが、営業商談で使う場合は (1) 画面共有に映らない機能が最上位プラン限定であること、(2) 自社ナレッジに基づく提案や SFA 連携がないこと、(3) 日本語対応が公式に明記されていないこと、の 3 点を踏まえて検討する必要があります。営業組織としてヒアリング品質の標準化や SFA 転記まで含めて自動化したい場合は、営業特化型のカンペ AI もあわせて比較することをおすすめします。

Stand の詳細は製品資料料金プランダウンロードをご覧ください。