カンペAI比較【2026】Cluely vs KanpeAI vs Kanpe vs Stand — 商談で使えるのはどれ?

リアルタイムで AI がカンペを表示してくれる「カンペAI」4 ツールを徹底比較。米国発 Cluely、国内の KanpeAI・Kanpe (Lis)・Stand の機能・料金・「バレない」方式・営業商談への適性を、公開情報ベースで整理します。

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会議や商談の最中に、AI がリアルタイムで「カンペ」を出してくれる — いわゆる カンペ AI (用語解説) が 2025 年以降、国内外で一気に増えました。本記事では代表的な 4 ツール (Cluely / KanpeAI / Kanpe / Stand) を、公開情報ベースで比較します。

本記事の情報は 2026 年 7 月時点の各社公開情報に基づきます。料金・機能は変更される可能性があるため、導入検討時は必ず公式サイトでご確認ください。

比較表: 4 ツールの全体像

CluelyKanpeAIKanpe (Lis)Stand
提供元Cluely (米国)国内 Web サービス株式会社Lis (日本)Numoment (日本)
タイプ汎用汎用営業特化営業特化
動作環境Mac アプリ + iOSブラウザZoom (Chrome 経由)Mac デスクトップアプリ
画面共有に映らない○ (最上位プランのみ)記載なし○ (PR 上の主張)
会議 BOT 不参加— (ブラウザ型)
自社ナレッジ連携画面・事前情報事前登録データ営業データ商材資料・ヒアリング項目
SFA/CRM 自動転記××ダッシュボードあり○ (Salesforce / HubSpot)
日本語未確認 (12+ 言語と記載)
料金 (公開情報)無料〜 / Pro $19.99/月 / 非表示機能付き $149.99/月無料トライアル / Pro 月1,980円初期30万円 (税抜)・月額非公開料金ページ参照

各ツールの詳細

Cluely — 「cheat on everything」で話題になった米国発の汎用カンペ AI

Cluely は「試験も面接も商談も、あらゆる場面でカンニングできる」という挑発的なコンセプトで 2025 年に大きな話題を呼び、a16z などから資金調達したことでも知られます。リアルタイム文字起こし・会話中の即時 AI 回答・画面内容の解析が主機能です。

営業目線での注意点は 2 つ。画面共有に映らない「Undetectability」は最上位プラン ($149.99/月) 限定であること、そして汎用ツールのため自社の商材・営業プロセスに基づく提案はできないことです。日本語対応も公式には明記されていません (2026 年 7 月時点)。

KanpeAI — 手軽に試せる国内の汎用カンペ AI

KanpeAI は国内の Web サービスで、音声認識で質問を聞き取り、事前登録したデータから回答候補を表示する「カンペモード」が特徴です。月額 1,980 円 (税込) と手頃で、面接・コールセンター・商談など汎用に使えます。

一方で、ブラウザで動作する Web アプリのため、画面共有時の非表示について公式サイトに記載がなく、商談での「バレない」要件を満たすかは確認が必要です。

Kanpe (株式会社Lis) — 営業特化の国内新興ツール

Kanpe は 2026 年 6 月に発表された営業特化ツールで、商談前ブリーフィング・商談中のリアルタイムサジェスト・商談後のフォローメール生成を提供します。オーバーレイ設計により画面共有中でも相手に見えないとしています。

動作環境は Zoom (Chrome ブラウザ経由) で、初期費用 30 万円 (税抜)・月額は非公開です。Zoom 以外の会議ツールを使う組織は動作環境の確認が必要です。

Stand — BOT 不参加・SFA 連携まで統合した営業特化デスクトップアプリ

Stand は営業商談に特化したリアルタイム商談サポート AI です。カンペ AI としての「その場の答え」に加え、商談を前に進めるための機能を統合しています:

  • リアルタイム文字起こし + ヒアリング項目のチェックリスト評価: 聞くべきことの漏れを商談中に可視化
  • トークサジェスト: 自社の商材知識・ナレッジに基づく切り返し・次の質問の提案
  • SFA/CRM 自動転記: 商談後に Salesforce / HubSpot へ自動で構造化して記録
  • BOT 不参加のデスクトップアプリ: 会議の参加者一覧に出ず、画面共有・録画にも映らない。Zoom / Teams / Google Meet / Webex に対応
  • ローカル保存: 商談データは営業担当者の端末に保存

よくある混同: KanpeAI と「かんぺAI」は別サービス

紛らわしいのですが、KanpeAI (kanpeai.com) と かんぺAI (kanpe.ai) は別のサービスです。後者は面接対策に特化したブラウザツールで、買い切り制を採用しています。検索の際はご注意ください。

選び方: 用途で決まる

  • 面接・試験など個人利用 → 汎用型 (KanpeAI 等) が手軽
  • とにかく英語圏の会議で汎用に → Cluely (ただし非表示機能は最上位プラン)
  • 営業組織で、Zoom 中心 → Kanpe (Lis) も選択肢
  • 営業組織で、ヒアリング管理や SFA 転記まで自動化したい → Stand

「バレない」の技術的な仕組みと要件は「商談カンニングとは」で、BOT 参加型ツールとの違いは「BOT 不参加 vs BOT 参加」で詳しく解説しています。

まとめ

カンペ AI は「その場で答えが出る」体験こそ共通ですが、汎用型と営業特化型では商談での実用性が大きく異なります。営業組織で使うなら、(1) 画面共有・録画に映らないこと、(2) 自社ナレッジに基づく提案、(3) 商談後の SFA 転記まで含めた運用、の 3 点で比較するのがおすすめです。

Stand の詳細は製品資料料金プランダウンロードをご覧ください。